n-hirokiのプログラミング軌跡

プログラミングのメモ

DB用語メモ

データベースに関係ありそうな用語メモ

Windows Server

Windows Serverとは、Microsoft社のサーバコンピュータ向けOSの製品シリーズ名。 同社のOS製品ブランド「Windows」のサブブランドの一つで、企業の情報システムなどで利用されるサーバ機に導入することを想定して開発された一連の製品群で構成される。

ASP.NET

ASP.NETは、マイクロソフトが開発・提供しているWebアプリケーションフレームワークで、動的なウェブサイトやWebアプリケーションXML Webサービスの開発や運用を行う。ASP.NETActive Server Pages.NET向けにしたものである。

Translate

トランスレートとは、翻訳(する)、通訳(する)、訳文などの意味を持つ英単語。

ITの分野では、ある形式で記述されたデータなどを、意味や内容を変えずに別のデータ形式に変換することをトランスレートということが多い。トランスレートを行なう装置やソフトウェアシステムなどのことをトランスレータtranslator)という。

通信ネットワーク上で規格の異なる機器が通信できるよう、プロトコルデータ形式を通信経路上で透過的に相互変換したり、あるプログラミング言語で書かれたソースコードを同じ処理を行う別の言語のコードに変換することをトランスレートということが多い。

動画圧縮の分野では、同じ圧縮形式で動画の品質・データ容量(ビットレート)だけを変更(特に、削減)する変換処理のことをトランスレートと呼び、異なる圧縮形式へ変換するトランスコードtranscode)あるいはトランスコーディングtranscoding)とは区別される。

また、文字通り、自然言語間の自動翻訳などをトランスレートということもある。

ODBC(Open Database Connectivity)

ODBCとは、アプリケーションソフトデータベース管理システムDBMS)などに接続し、データの取得や書き込み、操作などを行う方法の標準を定めたもの。Microsoft社が制定したもので、主に同社のWindowsで動作するデータベース関連ソフトウェアで用いられる。

アプリケーションソフトなどからDBMSの基本的な機能を利用するための手順を定めたもので、データベースの作成や削除、SQLクエリなどによるデータ検索や取得、書き込みなど、データベースに対する基本的な操作を行なうことができる。ODBCDBMS毎の違いを吸収し、同一のコードデータベースアクセスできるようにする。

ODBCを介してデータベースを操作するには、そのDBMSODBCによるアクセスに対応させるソフトウェアODBCドライバ)が必要で、著名なDBMS開発元・販売元は標準でODBCドライバを添付したり配布したりしている。

ODBCは様々なDBMSに共通する基本的な機能を提供するため、DBMS固有の機能を利用したい場合はODBCを使わずにそのDBMSに直接アクセスする方法を用いる必要がある。また、DBMSごとのデータの管理方式やSQLの仕様の微妙な違いなどから、同一のコードが各DBMSで完全に同じように動作することは保証されない。

ODBCDBMSの管理するリレーショナルデータベースRDB)にアクセスするために使われることが多いが、ODBCドライバの中には、DBMSが管理する方式ではないデータベースMicrosoft Access形式のデータベースファイルなど)を操作するためのものや、RDBではない形式のデータCSVファイルなど)を扱うことができるものもある。

MSDN

MSDNとは、Microsoft社ソフトウェア開発者向けサポートサービス。1年単位の会員制で、「ライブラリサブスクリプション」「プロフェッショナルサブスクリプション」「ユニバーサルサブスクリプション」の3コースがあり、定期的に各種のドキュメントや評価用オペレーティングシステム開発ツールなどが提供され、技術的サポートも受けることができる。また同社Webサイト上ではMSDN Onlineが公開されており、様々な開発者向け情報を無償で見ることができる。

DSN

DSNは、データベースの所在を表すファイル名、DBMS(データベース管理システム)の種類、接続に必要なドライバソフト、バッファメモリの容量といったパラメータ、ログイン時のユーザ名・パスワードなどをまとめたもので、データにアクセスするために必要とされる情報である

Sybase

Sybaseとは、著名なデータベースソフトメーカーの一つ。また、同社の製品群や主要製品を指す場合もある。

1984年創業のデータベース業界大手の一社で、主要製品である商用のリレーショナルデータベース管理システムRDBMS)およびデータベース関連のソフトウェアを提供している。

1987年にRDBMSSybase SQL Server」を発売し、翌88年にMicrosoft社と共同でWindowsおよびOS/2プラットフォーム向けに同製品を移植した。その後両社の提携は解消され、Microsoft社Sybase SQL Serverコードを元に「Microsoft SQL Server」の最初のバージョン開発した。

Sybase社は1995年にRDBMS製品を「Adaptive Enterprise Server」に改称し、現在までこの名称で提供している。2010年5月にERPパッケージ世界最大手のドイツSAP社に買収され、現在では同社の子会社となっている。

ADO.NET

ADO.NETとは、Microsoft社が提供する、Microsoft .NET環境でデータベースアクセスを行うための基盤となるソフトウェア。従来のADOを.NET環境に特化するよう進化させたもので、これを利用すると.NET環境で簡単にデータベースアクセスすることができる。

ADOとの大きな違いとしては、データベースから引き出したデータを自身のメモリ上に保存しておく「非同期データセット」を、最初から利用可能なように設計されていることがある。

ADO.NETが直接に操作するのはこのデータセットだが、これはメモリ上にあるため高速に処理することができ、処理中にデータベースサーバと接続し続ける必要もなくなる。

また、データ転送形式にXMLを採用しているため、他の環境との相互運用性も高くなっている。従来のADOの特徴であった言語独立性などは引き継ぎ、さらに.NETでホストされるあらゆる環境から利用可能なよう拡張されている。

Oracle

Oracleとは、企業の情報システムなどで利用される業務用ソフトウェア開発・販売などを手がける世界的な大手企業の一つ。

Oracleの名称は同社の主要なソフトウェア製品群のブランド名としても使われており、特に、その中核を成すリレーショナルデータベース管理システムRDBMS)の「Oracle Database」のことを略してOracleと呼ぶことが多い。

データベース製品を中核に、主に大企業向けのERPCRMなど業務用ソフトウェアパッケージ製品を展開している。関連する開発ツールソフトウェアの提供や、同社製品を扱うエンジニアの資格認定(ORACLE MASTER)なども行っている。2009年にはSun Microsystems社を買収、統合し、Javaをはじめとする同社製品・資産を継承した。

1977年6月にLawrence J. Ellison(ラリー・エリソン)氏が創業した企業で、本社は米国カリフォルニア州レッドウッドシティ。日本法人は1985年設立の日本オラクル株式会社。